実家を離れて7年目。

 

実家で暮らしていた頃から憧れていたひとり暮らし。

白で統一した必要最低限のおしゃれな家具に、家電も食器もキッチンツールも無印良品の製品で統一する。
少し大きめな観葉植物をお部屋の角に置いて、かわいい小物も飾って、壁に貼るポスターはどれにするか悩んだり・・・。
インテリア雑誌を開いては「こんな生活感のない、可愛い部屋でひとり暮らししたい」と、毎日思い描いていた。

 しかし、上京して実際にひとり暮らしをはじめると生活していく事に精一杯で、無印良品の食器なんて高くて買えない。
実家の食器棚の奥に仕舞われたままの引き出物の食器から、理想に近い食器を持ってきて、家電量販店のサービスをフルに活用した機能重視の型落ち家電。
必要最低限の家具を揃えただけで、観葉植物を飾るスペースなどどこにもない。その家具ですらカラーボックスが主だったり・・・。
憧れのひとり暮らしとはかけ離れた部屋になっていた。

 それでも「自由」という事が相当、魅力的で楽しかったように思う。
あれから数年経ち、少し広めの部屋に越したため、銀行やクレジットカードの住所変更しながら感じること。
私の年齢の頃の両親は、兄と私を育てながらこの部屋の倍以上ある家を守り、毎日磨いていたんだ。

多少、生活にも余裕が出来たが「自由」というよりも、「責任」という言葉のほうが強く感じるようになり、実家の両親の偉大さに気づいた。

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